2025年9月9日、「他者と組んでSDGsの実現を目指す!共創体験ワークショップ」に参加しました。
共創を生み出す、かながわSDGsパートナーズMTG

9月9日にTKPガーデンシティ横浜で行われた「かながわSDGsパートナーズMTG」にサンエーが参加しました。
挨拶で終わらない関係づくりを合言葉に、講義・ワーク・ディスカッションを通じて、地域の資源や強みをつなぐ視点を持ち帰る機会となりました。会場では、肩書き紹介よりも、各自の課題と提供できるリソースの共有を優先。相手の現場に自分の強みをどう接続できるか、という問いから、共創アイデアがいくつも生まれました。単体では価値化しきれなかった資産が、異なる視点を得ることで立ち上がってくる瞬間が随所にありました。
株式会社サンエーはかながわSDGsパートナーとして認定を受けており、これまでも多くのMTGに参加させていただいております。
今年度から株式会社eiicon様が企画に携わっており毎回MTG内容もパワーアップしています。
同社は、マッチングプラットフォームや伴走型支援を通じて事業化までをサポートする企業同士の共創や新規事業創出を支援するオープンイノベーション企業です。
神奈川県内で、そしてSDGsパートナーズ内でのイノベーションを目指して
今回主となって「かながわSDGsパートナーズMTG」を企画・開催していただいている株式会社eiiconの岩根様。
今年度は、より密接な企業同士のつながり・イノベーションを目指しているといいます。
本MTGに参加するにあたって、現状SDGsの取り組みで困っていること等はないか
また、他企業と組んでどんなことを行いたいかを事前にミーティングを開いていただけるなど準備段階から本気さが伝わってくる
「はじめまして」の企業と、それぞれのリソースを用いて少しずつ形づくっていく

今回MTG内で使用されたメインの資料は映すことができなかったため、
一部私たちで残したメモを共有します
私たちが組んだ企業様は、特殊清掃全般を行う会社様でした。
具体的には、空き家に残された太陽光パネルの扱いを、特殊清掃の現場動線と結び付けて検討する流れが自然と立ち上がりました。撤去が必要なタイミングで適正評価・回収・再利用の選択肢を早期に組み込めば、地域課題の解決と資源循環を同時に進められます。こういった、自社にいるだけではなかなか広がらないアイデアが生まれていく瞬間が巡っていきました。
後半の時間では、異なる企業様と組み、そこでは自動販売機の管理を行う会社で、非常時にも自動販売機が使えるような「備え」についての話や日中の消費電力を太陽光エネルギーで動かすことはできないか等が協議された。普段自社に籠っているだけでは生まれない、小さなイノベーションやひらめきをアウトプットする貴重な時間となりました。
答えを得ることが目的ではなく、
「問い続けられる関係」を築くことが、共創の第一歩なのだと実感しました。
編集後記
大きな構想を掲げる前に、つながりの設計を丁寧に行う。既にある現場の導線に、再エネや循環の視点を軽やかに差し込む。小さく始め、確かめながら広げる。その反復が、地域の当たり前、そして未来のあたり前を更新していくことに繋がると考えました。

