サンタイムズ創刊月に思う、11月の変化と新たな挑戦

11月オウンドメディア『サンタイムズ』開設を振り返って

11月が終わりを迎えるこのタイミングで、サンタイムズ編集長として“月末のまとめコラム”を始めてみたいと思います。サンタイムズは11月に立ち上がり、社員が寄せてくれた多くのネタをもとに記事を発信してきました。編集長として、その1ヶ月を振り返り、どんな変化があったのかを読者のみなさんと共有したい——そんな想いからこのコラムを始めます。

季節は秋から冬へ。脱炭素・気候変動の議論が加速し、総理大臣の交代をきっかけにエネルギー政策が大きく動き始めた、そんな変化を強く感じた月でした。

期待が寄せられる陸上養殖

今月は、当社が挑む「甲殻類の陸上養殖事業」が大きく前進した1ヶ月でした。神奈川県、神奈川大学、横須賀市、商工会議所、商業施設、そして記者の方々など、多くの関係者から期待を寄せていただき、地域とともに未来をつくる事業であることを実感しました。

また高市首相が陸上養殖による輸出強化を掲げるなど、同じ潮流が生まれています。一方でエネルギー政策全体も総理交代を機に大きく動き出し、ガソリンの暫定税率にメスが入ったことも象徴的でした。

現場のリアル

住宅太陽光相談会では、毎月5名ほどの方が横須賀本社まで足を運んでくださっています。補助金の利用状況には課題もありますが、再エネへの関心は依然として高いと感じます。

陸上養殖については、地元の方々から「こういう事業を待っていた」という声を多数いただきました。漁獲量がピークである40年前の1/3に減少するなかで、持続可能な水産業への期待は確実に高まっています。
最大の課題はエネルギーコストですが、ここは太陽光の会社である私たちが力を発揮できる領域です。再エネ × 養殖のシナジーで、“続けられるモデル” の実現に挑んでいきたいと思います。

読者のみなさんへ

SDGsが広がってから数年。持続可能性を実現することの難しさを感じつつも、それを続けることで新たな産業が生まれ、社会が進化していくのだと思います。

「続ければ課題解決につながるかもしれない」
「自分が貢献できる場所はどこか」

そんな想いで行動する人たちが、未来をつくっていきます。そして期待されるからこそ力が湧きます。サンタイムズのテーマ“未来の当たり前を、いち早く”に共感していただける方が一人でも増えたら、これほど嬉しいことはありません。

11月〜年末の注目ポイント

今もっとも注目していただきたいのは、陸上養殖プロジェクトの発信です。撮影や取材、コンテンツ制作が進んでおり、年末に向けてストーリーとして一気に公開していきます。
ワクワクする「未来の当たり前」を、いち早くお届けしますので、ぜひご期待ください。

最後に

11月17日にスタートしたばかりのサンタイムズを見ていただき、本当にありがとうございます。サイト背景を黒にした理由など、私たちの思想は最初のコラムにも込めています。
これから2年、3年……そして10年以上続くメディアを目指して、挑戦を続けていきます。

これからもサンタイムズをよろしくお願いいたします。

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