『株式会社シオザワ様』物流倉庫の屋根を活用した太陽光発電導入事例。導入から3年間の効果と現在まで!

業種       卸売業

所在地      東京都

設置場所     屋根

太陽光パネル数  364枚

システム容量   125.5kW

導入年月     2023年10月

太陽光発電を導入するまで

御社の事業について教えてください。

当社は紙の専門商社として紙を必要とされる企業様に紙を安定的に提供することを主なビジネスモデルとしています。使用する用途に応じて光沢・厚み・色味・質感などお客様が求める紙の条件は様々であり顧客満足度の向上に向けて付加価値が高い資材の提供に力を入れています。業界の中ではいち早く全自動の物流倉庫を整備しました。
現在は洋紙卸売業にとどまらず、機密文書のリサイクル事業や企画制作事業にも力を入れて新しい取組みにも積極的にチャレンジしています。
今回、太陽光発電を設置したのは、所有する東京有明地区の物流倉庫です。この倉庫の屋根を有効利用し、地産地消型の太陽光発電設備を導入しました。倉庫では機械が稼働しているため、相応の電力を消費します。電気料金が高騰している状況もあり、今回の太陽光発電設備を活用することで、電力コストの一部を補うことを考えました。また環境配慮の面からも太陽光発電には興味がありました。

株式会社シオザワ 常務取締役 島名浩一様

弊社のことを知った経緯について教えていただけますでしょうか?

当社のグループ会社からの紹介がきっかけです。サンエー様とグループ会社とは元々商売上のつきあいがあった様です。サンエー様から太陽光発電の需要状況や東京都の補助金に関する情報提供をいただき、導入を検討するスタートラインに立つことができました。以前より太陽光発電の売電事業には関心を持ちましたが、採算面から事業化に至りませんでした。今回地産地消型の太陽光発電は数年前から東京都の補助金支援も後押しとなり検討を進めることとなりました。

工事に関して、良かった点や改善点などございましたら教えてください。

工事は、現場でスケジュール調整しながら進めていただき、混乱することなく無事に完了しました。月末や期末には物流が集中するため、繁忙期を配慮して工事を進めていただけた点は非常に助かりました。天候にも恵まれ、工程通りに進行して予定の期間内に仕上げていただいたことに感謝しています。またサンエー様には物流倉庫の省エネ診断や補助金申請手続においてもサポート頂きありがとうございました。初めてで不慣れな手続きでしたが、サンエー様専門部署のサポートのおかげで安心して進めることができました。

太陽光発電を導入してから

有明倉庫で最も電力消費が多いと思われる時期や設備について教えていただけますか?

自動倉庫は電力を多く消費しますので安定かつ低価の電力が必要です。今回太陽光発電を導入したことで、倉庫に関する電力コストをおおよそ30%ほど削減できました。倉庫が港湾エリアにあり、周囲に高い建物が少ないことも効率的に活用できる好条件にも恵まれたと感じています。

遠隔監視システム内の発電量と電力購入量をご提示いただきました。発電量は期待していた以上で、回収年数の短縮にも大きく関与している旨をお伝えいただきました。

太陽光発電に対する最初の印象はどういったものでしたでしょうか。

東京では戸建住宅の屋根にも太陽光パネルの設置が見られるようになりましたので、個人的には太陽光発電に対してマイナスのイメージはありません。また、事業用として導入する際には、投資効果をクリアすることがポイントになりますが、最近の電力料金の上昇を考えると将来的な電力コストの上昇リスク削減に繋がったと思います。

実際に設置する際、不安に感じたことはありましたか?

現場が稼働している中での設置工事だったため、業務に支障が出ないかが一番の懸念でした。ただ、屋上への設置ということもあり、現場への影響はほとんどありませんでした。

導入から3年経った現在の状況

当初のシミュレーション通り、電力購入量は20%以上削減できており、期待していた通りの成果を得ています。
電力料金が上昇している中でも、電力費の削減・抑制につながっており、コスト面でも一定のメリットを感じています。
また、電力使用量の「見える化」によって、社員の節電に対する意識も高まり、省エネ・環境負荷の低減にもつながっています。
一方で、休日などに発電された電力については、現在のところ十分に活用できていません。
今後、蓄電池の容量拡大や、コスト面での優位性が確認できれば、追加投資についても検討していきたいと考えています。
また、太陽光発電設備の点検については、法改正により安全確保への対応が義務付けられたことから、一部の設備について改修工事を実施しましたが、ランニングコストとしての追加負担は、ほとんど発生していません。
これまで十分に活用できていなかった倉庫の屋上を、太陽光発電のスペースとして有効活用できたことも、大きなメリットだと感じています。

紙を取り扱う業界において、太陽光発電はおすすめだと思いますか?

当社と同様に倉庫屋根の有効活用の一つとして考えられます。また当社のお客様である印刷会社様は多くの機械を利用されるので太陽光発電の活用が考えられますね。

今後の事業展開についてお聞かせいただけますか。

デジタル化の影響で印刷用紙の需要は少しずつ減少しています。しかし一方で、紙の機能性は見直されており、新たな用途が広がっています。企業の環境の高まりによりプラスチックから紙にしたい要望対応、神社仏閣向けの御朱印、最近では文具女子博に「付箋ボート」や「ダストボックス」の新商品を出店します。紙素材を使った商品開発にも力を入れ、展開していきたいと考えています。また、機密文書のリサイクル事業は個人情報や環境配慮の面からまだまだ潜在的な需要は多くあります。こうした取り組みを通じて、サステナビリティや環境保全に貢献していきたいと考えています。

株式会社シオザワ様のホームページの「サステナビリティ」ページでは、再生紙の取り扱いを始めとした環境により配慮した取り組みの数々が提示されています。

地域社会や社会全体への貢献について、御社としての取り組みについて教えていただけますか?

地域社会や社会全体への貢献活動も積極的に行っています。東日本大震災の際には震災復興支援を行い、従業員も現地でのボランティア活動に参加しました。また、視覚障害者の方々向けの点字の制作物のサポートなど、様々な形で支援活動を行っております。情報文化創造企業として情報と文化の発展に貢献することを目指しています。紙を素材としてではなく、文化を支えるものとして位置付け、今後も社会に貢献できる企業でありたいと考えています。

最後に

太陽光発電システムの設置を検討されている方に一言お願いします。

太陽光発電の導入は、企業の電力効率向上やコスト削減に大きく貢献すると同時に、日本全体にとってもプラスの影響を与える環境保護活動の一環ともなります。導入後に実感できる副次的な効果も含め、ぜひ前向きに検討されてはいかがでしょうか。

株式会社シオザワ 本社ビル

株式会社シオザワ様公式ホームページはコチラ
https://shiozawa.co.jp/


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