― 太陽光・蓄電池補助が本格加速へ ―
2月に入り、各自治体で「令和8年度 当初予算案」が発表されています。
サンタイムズでも先日、
とお伝えしましたが、神奈川県の当初予算案から、太陽光・蓄電池に関する具体的な内容が明らかになりました。
今回はそのポイントを整理します。
① 事業所向け:自家消費型再エネ導入補助
■ 自家消費型再生可能エネルギー導入費補助
予算額:9億9,300万円
対象
・法人
・青色申告を行っている個人事業者
補助額
・発電出力1kWあたり8万円
加えて、
・脱炭素チャレンジ認証法人:+2万円/kW
・蓄電池併設:+5万円/kW
上限
・大企業:3,000万円
・中小企業:上限なし
▶ ポイント
中小企業は上限なし。
工場・倉庫・商業施設など、大型屋根を持つ事業者にとっては大きな追い風です。
電気代削減だけでなく、
脱炭素経営・BCP対策まで見据えた制度設計になっています。

② 住宅向け:太陽光+蓄電池セット補助
■ 住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助
予算額:4億3,000万円
対象
県内に所有する住宅へ太陽光+蓄電池を併設導入する個人等
補助額
・太陽光:7万円/kW
・蓄電池:1台あたり15万円
▶ ポイント
単体ではなく「セット導入」を前提にした設計。
発電→自家消費→夜間活用→災害時対応まで含めた
“実効性ある再エネ導入”を後押ししています。

重要ポイント①
県補助+市町村補助の併用が可能なケースも
県の補助金は、市町村独自の補助制度と併用可能になるケースが多く、
✔ 県補助
✔ 市町村補助
を組み合わせられる可能性があります。
つまり、
実質負担額を大きく抑えられる可能性がある年度設計です。
地域によって制度は異なるため、
今後は「地域別整理」が重要になります。
重要ポイント②
神奈川県だけではありません
当初予算は各自治体で順次発表されます。
横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市をはじめ、
県内各市町村でも再エネ関連予算が整理されていく時期です。
さらに、神奈川県外の自治体においても
同様の動きが広がっています。
サンタイムズの今後の発信
サンタイムズでは今後、
✔ 神奈川県補助の正式募集要項
✔ 各市町村の補助金情報
✔ 県+市町村併用モデル
✔ 実質負担シミュレーション
✔ 事業所向け活用事例
✔ 住宅向け導入モデル
に加えて、
✔ 他自治体の当初予算案情報も随時発信していきます。
地域ごとに制度は異なります。
だからこそ、「情報の整理」が価値になります。
サンタイムズは、
再エネ補助金の“ハブメディア”として情報を集約していきます。
なぜ2月が勝負なのか?
前回の記事でも解説しましたが、
👉 https://suntimes.media/archives/solar/reiw8tousyoyosan
2月は、
自治体の意思が予算という形で示されるタイミングです。
そして本番は、
3月末~4月の募集要項発表。
今は“動き出す準備期間”。
情報を持っている企業・家庭が一歩先に進むタイミングです。
編集後記
当初予算は単なる数字ではありません。
そこには、
「どの分野を加速させるのか」という自治体の戦略が表れます。
令和8年度は、
再エネ導入が“検討段階”から“実装段階”へ進む年になりそうです。
サンタイムズは今後も、
神奈川県だけでなく、各市町村、他自治体の動向も追いながら、
制度と現場をつなぐ情報発信を続けていきます。