導入事例 #6 | 日崎工業株式会社 様(神奈川県)

条件が整っていたら、やらない手はない

業種       製造業

所在地      神奈川県

設置場所     屋根

太陽光パネル数   162枚

システム容量    52.6kW

太陽光発電を導入するまで

―日崎工業様の沿革や、事業内容について教えてください。

創業は1967年です。東京の三田で私の父親が1957年に会社を立ち上げたことがスタート(前身)で、今年の6月で57年目に突入しました。
板金加工はずっと昔からやっていましたが、長い歴史の中で、時代が変わるにつれやることが変わっていきました。川崎に来てからは看板の事業を行っています。箱を壁につけて、アクリルを前に貼ると、看板になるじゃないですか。幅を広げるために設計力を強化し、自社で設計して、お客様に提案、そして作ったものを工事するという…例えば、看板の板金の箱を作るだけでなく、中に照明器具を入れたり、アクリル板を貼ったり、工事もしたり…要は、当社が委託をさせていただいていた領域までを全て行えるようにしていきました。

日崎工業様は、脱炭素チャレンジカップ2023 環境大臣賞 企業・自治体部門で金賞を受賞しています。

―「電力」への疑問を感じた東日本大震災

2011年、自粛ムードってすごくあったじゃないですか。例えば、旅行や、遊びに行くこと、イベント、パーティーなどそういったものが軒並み禁止で、町も節電で意図的に電気を落とすなど…当時は地方ビジネスや展示などをメインで行っていたことに加えて、設備・不動産投資をしていた先の固定費が一気に上がったことが重なって業績が著しく落ちました。

なるべく、コスト削減に舵を切らないといけないということになり、工場の照明器具の交換を一気に行ったところ、電気代が月10万円ほど下がりました。
電気代は当時から負担となっていたので、その削減額が思ったより大きく印象的でした。同様に今度、照明だけでなく機械もどんどん更新していこうということにしました。事務所の照明は全てLEDにし、機械設備を入れ替えようと思って例えばレーザーの加工機を省エネ型の機械に変えることによって、電気の請求額が、どんどん下がっていくのが自分の中で嬉しかったです。

2011年の福島第一原発の事故で、親戚一同あの辺一帯に住んでいたのですが、放射線の関係でみんな町からいなくなってしまいました。
私の両親が福島出身ということもあって、福島は自分の故郷のようなイメージの町でした。そこが無人化して、ゴーストタウンみたいになってしまい、それが私にとって、とても悲しい出来事として心に残りました。そこで、このまま原子力発電に依存していていいのかなという電力への疑問を非常に感じました。

日崎工業様 自社工場内

-売電か、自家消費か

当時電気の自由化などもあり、知り合いの銀行さんから電力会社も紹介されて新しい電力会社に切り替えたら電気代がさらに安くなりました。そしてそのタイミングで太陽光発電システムの導入を検討しました。
その時は紹介されたのが売電メインのFITの太陽光発電でした。その時に、もう一社検討したのがサンエーさんでした。
元々、太陽光発電を導入していた友達からサンエーさんの名前がでてきて相見積もりを取るということで話が進みました。神奈川県から自家消費型の太陽光パネル設置に1/3の補助金が出るという話がポイントでした。
※設置当時の話なので、現在の補助額とは異なる可能性があります。また、原子力で発電した電気を使いたくないという思いが非常に強く、自家消費型の太陽光発電に落ち着きました。

―電気代はいくらぐらい変わりましたか?

売電だと消費電力は下がらないので、国連から「カーボンニュートラル」の話が出て、日本もそういったことに追従するということになった時に、CO2排出量の算定とかカーボンニュートラルも重要だなという思いがそこから出始め、そのタイミングで電気代を計算し始めました。
計算を行った所、電気代は当時700万円ぐらい年間でかかっていたのですが、太陽光発電を入れた時には、年間の電気代が300~400万円ぐらいまで削減できていました。

-弊社を最終的に選んだ決め手となったものはどういったものだったのでしょうか

県の補助金をうまく使わせてもらうような仕組みが整っていたことです。サンエーさんがその県の自家消費の補助金の申請を積極的に行ってくれました。

元々料理店で使われていた鍋が、食器として再利用できるよう日崎工業様の工場内で加工されていました。

最後に

―太陽光発電の導入を検討している方に一言お願いします。

講演の中でも、自家消費型太陽光発電に関しては各自治体で補助金を出してきているので、そういったものをうまく活用していただくことと、また、電気代も上がって来ているので、現在検討する価値はあると伝えています。
うちはたまたま、面積が大きい屋根を持っていたので太陽光パネルを導入することができたのですが、そういった条件が整っていたら、やらない手はないのかなと思います。
加えて、環境経営というのは企業としてやらなきゃいけないところだなと思っているので、早めに手を出せるものは手を出した方が良いじゃないかなと思います。

日崎工業株式会社:https://www.hizaki.jp

日崎工業 三瓶社長

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