太陽光発電設備は、設置が完了した瞬間がゴールではありません。むしろ、運用が始まってからこそ、設備の状態確認やメンテナンス、万が一のトラブル対応といった「設置後」の支えが重要になります。
株式会社サンエーでは、その役割を担う専門部署として、CS部(カスタマーサポート部)が太陽光発電設備の運用を支えています。設置後も安心して設備を使い続けていただくために、お客様から寄せられるさまざまな声に日々向き合っています。
今回は当社のCS部にインタビューを行いました。
太陽光発電の「設置後」を支えるCS部の役割
CS部の役割を一言で表すと、「お客様の困りごとを解決する部署」です。設備トラブルへの対応や定期的なメンテナンスはもちろん、機器の状態を事前に確認し、問題が大きくなる前に対応することも重要な業務のひとつです。
機械は、後から気づけばトラブルになりますが、早めに対応できれば問題にならずに済むケースもあります。CS部では、そうした未然防止の視点を大切にしながら、修理や点検、サポートを行っています。

株式会社サンエー CS部 和智次長 発足当初より設備導入後の悩みと向き合う役割を担う
次長である和智は工事を中心としたさまざまな部署と連携を行いながら、
太陽光発電設備の運用において必要となる情報を整理し、CS部としての対応につなげています。
不安の声に向き合う——CS部が大切にしている対応姿勢
日常的に多く寄せられるお問い合わせは、パワーコンディショナーに関するものが多いといいます。エラー表示が出ている、発電量が落ちているように感じるといった内容が中心で、設備の異変に対する不安がきっかけとなるケースがほとんどです。※設置後に必ずしも頻繁に発生する問題ではございません。
そうしたお客様への対応で、CS部が最も大切にしているのは、まずは話をすべて聞くことということです。途中で話を遮ることなく、一度すべて受け止めたうえで、内容を整理し、専門用語をできるだけ使わずに説明することを心がけています。
トラブルの内容によっては、不安や戸惑いが強くなることもあります。CS部では、声色や伝え方にも配慮しながら、理解や納得につながる説明を重ねることで、お客様が安心できる状態をつくることを大切にしています。
点検と社内連携が生む、安心の積み重ね
定期点検では、パネルの小さなひび割れや、パワーコンディショナーの停止など、普段は気づきにくい異変が見つかることがあります。こうした異変を早期に発見し対応できることが、お客様の安心につながっています。
また、CS部では社内の設計・施工部門との連携において、口頭で終わらせないことを重視しています。やり取りを形として残し、後から確認できる状態にすることで、認識のズレを防ぎ、安定した対応につなげています。
言った・言わないで終わらせず記録として残す組織風土は、お客様に対しても同様です。
あたり前のことかもしれませんが、その積み重ねが「この会社なら安心して任せられる」という信頼につながり、結果として長期的なお付き合いを築く基盤になっていきます。
太陽光発電と長く向き合うために
太陽光発電を導入する目的は、お客様ごとに異なります。電気代の削減や売電による収益、エネルギーの安定確保、そして社会や環境への貢献。CS部は、その目的が設置後も継続して達成されるよう、設備の運用を支えています。
今後は、経年劣化が進むパワーコンディショナーの更新対応を引き続き行うとともに、新たに登場する多様な機器にも柔軟に対応できるよう、対応力の向上に注力していきます。
あわせて、CS部としての体制や仕組みを整え、より安心してお任せいただけるサポート体制づくりを進めていく考えです。
編集後記
太陽光発電は、設置した瞬間に価値が完結するものではありません。日々の運用と、それを支えるサポートがあってこそ、本来の力を発揮します。
CS部は、お客様の不安や疑問に寄り添いながら、太陽光発電を「安心して使い続けられる設備」にするための役割を担っています。設置後の時間を大切にするサポートを通じて、これからも信頼関係を積み重ねていきます。