「脱炭素」や「カーボンニュートラル」など、最近よく耳にするけれど、何から始めればいいか分からない…。そんな中小企業の方に知っていただきたいのが、「J-クレジット制度」です。
J-クレジット制度とは？
J-クレジット制度は、省エネや再エネの導入、森林保全などの取り組みで減らせたCO₂（温室効果ガス）を「クレジット」として国が認めてくれる仕組みです。
たとえば…
- 工場で省エネ設備を導入した
- 屋根に太陽光発電を設置した
- 森林の間伐を行ってCO₂を吸収した
これらの取り組みでどれだけCO₂が減ったのかを国が計算して「削減した分」を“見える化”してくれるのがJ-クレジット制度です。
クレジットは「売れる」ってホント？
はい、本当です。
CO₂の排出量を減らした分＝クレジットは、他の企業に販売することができます。
「自社では削減が難しいけど、CO₂を減らしたい！」という企業が、中小企業が生み出したクレジットを購入することで“代わりに削減した”と扱われます。
つまり、省エネや太陽光導入でコスト削減＋クレジット販売による収入の両方が実現できるのです。
中小企業こそ注目したい理由
大企業向けの制度に思われがちですが、実は中小企業こそ活用しやすい制度です。
- 普段の省エネ・設備導入がクレジットになる
- 信用金庫や自治体と連携した支援制度が増えている
- SDGs・脱炭素経営のアピールになる
特に、再生可能エネルギー導入を検討している企業にとって、費用対効果を高める有効な手段になります。
どうやって始めるの？
まずは、自社の屋根や敷地に太陽光発電システムを導入することから始めてみましょう。
電気代の削減に加え、発電によって抑えられたCO₂排出量が「環境価値」として認められます。
この削減効果が国により「J-クレジット」として認定されると、クレジット販売による収益化も可能です。
導入や申請の手続きは専門機関のサポートを受けられるため、初めてでも安心です。
まずは「J-クレジット制度」で検索、または地元の商工会議所・再エネ事業者に相談してみましょう。
最後に
太陽光発電まるごと安心本舗は株式会社サンエーが運営しております。
弊社は再生可能エネルギー事業のほか、電気設備工事やIoT住宅設備、次世代LEDなど、幅広く展開しています。
「化石燃料の奪い合いのない社会」を目指し、社員一同で最善のご提案をいたします。
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